

こんにちは、センチネル(@senntineru20001)です。本記事では「ターミネーター(1984)」に登場するT-800がなぜ”異常なほど怖い”のか、管理人視点で解説していきます。
ターミネーター(1984)のT-800の怖さは「殺人マシーンだから」では片付かない。演技・演出・編集全部が合わさってあの怖さが成立していると感じます。
本記事の内容
- 1作目のターミネーターが、なぜあれほど怖いのかがわかる
近年の作品こそ、他のターミネーターたちの「チート戦闘力」が目立ってきていますが、正直「強さ」は伝わっても「恐怖感」はあまりありませんよね。
※ T-1000は別ですよ
1作目のあの恐怖感があるのは「T-800が敵だから」だけではありません。



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〜本記事の目次〜
ターミネーター(1984)の T-800 が怖すぎる理由1・シュワちゃんの不気味な演技
1作目に登場するT-800は、近年の作品に登場するものに比べると、ほとんど無表情。
近年のものは、人間を学習して人間的な表情を行ったり、たまに「ジョーク」を発揮することもある。そのため、親しみやすいキャラクターになってます。
ところが、1作目に登場するT-800はまるで別物。
無慈悲な殺人マシーンの部分が「これでもか!」とクローズアップされていて、演じる「アーノルド・シュワルツェネッガー」氏の不気味な演技(褒めている)と相まって、ことごとく感情移入を拒んできます。
管理人が感じた「不気味なポイント」は下記の通り。
- 索敵中は目を細めていて、目標を見つけると目を見開く
- 完全な無表情。走っていても車に突っ込んでも無表情
- ダメージを負っても無表情。自分で自分を「手術」しても、無表情
- 警察署内を無言で見渡し「I'll be back」を無表情で言う
とにかく全てにおいて無表情が徹底されています。ダメージを受けても、走っていても、自分自身を手術していても表情は変わりません。
そして、標的を見つけた時は目を見開いて銃を連射。しかもその目は、標的をロックオンして視界から外さず、常に「凝視」している。
映画の後半に行くにつれて、T-800の顔が崩れていきます。その状態でも無表情なのがさらに不気味
「I'll be back」のシーンは超有名ですが、有名になったのはその直前、無言で「警察署内の構造を見渡すシーン」を含めてのものだと感じます。
そのシーンで「何を考えて見渡してるんだこいつは?」となったのは管理人だけでは無いはず。


ターミネーター(1984)の T-800 が怖すぎる理由2・T-800のダメージ表現
T-800が「ダメージを負っても追い続ける殺人マシン」というのも、非常に気味が悪い。
考えてもみてください。顔や腕がえぐれているのに、そんなことはお構いなしに無表情で追ってくるんですよ?
蝋人形のように崩れた顔。その内側の金属骨格がむき出しになっていて、それでも痛みやダメージなど感じずに全力で殺しにくる!そんなの見たら普通に「失神」してしまいますよ。
さらに、T-800は自分自身を手術(治療)します。腕を自分で切り開き、目を「メス」で抉り取る。(本体のレンズの邪魔だったため)
ズタボロになりながらも標的抹殺の手は緩めない。倒せそうなのに全く倒せない・・・これほど精神的に堪える追手というのもなかなかいません。
1作目の「ターミネーター」はこの微妙な塩梅が実にうまく、「強力な攻撃!うまくいった、、か?え!無理だった!?」の揺さぶりがとても効いてます。
ターミネーター(1984)の T-800 が怖すぎる理由3・映画全編の暗い演出・BGM
この1作目ですが、恐らく「意図的」に映画本編の画面を暗く編集していますよね。この暗い演出は、心理的に「不安感」を煽るのに効果抜群!
当時の技術的なものもあるんでしょうが、無表情・無機質な殺人マシーンが追ってくるという恐怖を上乗せしてきます。
また、他の作品ではT-800が味方だったということもあって、比較的「盛り上がるBGM」が多い。が、1作目は違います。
ひたすら「焦燥感」を煽ってくるBGMが多い!あと少しで追いつかれる!殺される!という「空気」を音楽でも表現。
また、T-800が映っているシーンと連動する形で流れる「ドンドンドンドン・・・」というBGM?が非常に不気味で恐ろしい。画面の暗さや無表情っぷりに拍車をかけています。

ターミネーター(1984)の T-800 が怖すぎる理由4・心強い味方が不在
1作目では味方のターミネーターや強化人間がいません。シリーズの他の作品であれば、基本的にはT-800(T-850)が味方にいるので安心して観れます。
のちのシリーズだと、基本的にT-800は姿形が一緒(シュワルツェネッガー)なので、お馴染みの台詞や「ジョーク」で笑えるシーンがあります。
しかし、1作目にはそれがない!
カイル・リースが「未来から来た兵士」だといっても、普通の人間(訓練は受けてる)。T-800と戦うのに絶望的な戦力差があるわけです。
カイル・リースは「未来の兵器(プラズマ砲など)」があればT-800とも戦えそうではありますが、1作目の舞台は1984年5月12日。。。そんな武器はありませんよね。
他の作品でも戦力差がかなりあるとはいえ、基本的に「強力な味方」が主人公サイドについています。(T-800シリーズ・強化人間・マーカスなど)
生身の人間だけで「当時最強の殺人マシーン」と戦わなくてはいけない!こんな絶望的な状況は、シリーズの他の作品にはありません。


ターミネーター(1984)の T-800 が怖すぎる理由 まとめ
ターミネーターの新作が公開されるたびに、1作目のT-800の恐ろしさが「逆に」際立ってきますね。
管理人は「T4」のT-800も近い性質を持っていると思っています。1作目のT-800を彷彿とさせる演出は見事でした。壊せそうなのに「全く壊れない恐怖」を再現していましたね。
「T2」以降のT-800が、最強の味方だったので、後から1作目を見た人は「特に」衝撃や恐怖を覚えたのではないでしょうか(管理人は「T2」から見たので、尚更恐怖を覚えました)。

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