
こんにちは、センチネルです。本記事では、上記の疑問に答えます。
本記事の内容
- 多くのプロジェクターに共通する「特徴」を紹介
- プロジェクターの「デメリット」を8個紹介
本記事を書いている管理人は、映画は主に「【超簡単】ホームシアターの作り方、必要なものを全て紹介【お手頃】」で紹介しているホームシアターで楽しんでいます。
近年のプロジェクターは、価格がこなれつつ性能も大幅に向上しているということで、非常に人気が高いです。
特に「明るいところでも映像の写りがいいモデル」が多くなっていて、場合によっては「テレビの代わりにプロジェクターを使っている」人もいるほど。
>>ホームシアターは「プロジェクター」がテレビよりおすすめの理由を解説
ただ、プロジェクターにはデメリットも結構あり、決して「完全にテレビの上位互換の製品」というわけではありません。
本記事では、プロジェクターの「ホームシアターでの利用時のデメリット」を紹介します。読んでおけば、例えば「買ってから後悔」せずに済みますよ。


本記事では、モバイルプロジェクターなどでできる「外での利用用途」には触れません。あくまで、家で「ホームシアターに使う場合」の話になります。
多くのプロジェクターに共通する「特徴」を紹介
多くのプロジェクターに共通する特徴は以下の通り。
- 多くのプロジェクターは明るさを調整でき、異なる環境や使用目的に適した明るさを設定できる。
- プロジェクターはさまざまな解像度をサポートし、高解像度の映像や画像を投影できる。
- モバイルプロジェクターの場合、持ち運びが比較的容易。
- 多くのプロジェクターはさまざまな入力ソースに対応し、パソコン、DVDプレーヤー、スマートフォンなどから映像や画像を投影できる。
- 映像の位置、焦点、ズーム、色調などを調整できる機能を備えている。
- 多くのプロジェクターは内蔵スピーカーやオーディオ出力ポートを備えており、音声を伴ったプレゼンテーションや映像を楽しめる。
- リモコンを使用して操作できる。
- プロジェクターのランプ寿命は製品によって異なりますが、通常数千時間から数万時間にわたる。
- 多くのプロジェクターはHDMI、VGA、USB、Wi-Fiなどの異なる接続オプションを提供し、複数のデバイスと接続できる。
こんな感じですね。基本的に、プロジェクターの利用用途は非常に多いです。
-
ホームシアターで使う「プロジェクター」の選び方を初心者向けに紹介
ホームシター用のプロジェクター欲しいんだけど、どんな基準で製品を選んだらいいんだ?ホームシアター初心者だし、今まで買ったことがないから選び方がわからん!←こういった疑問に答えます!
続きを見る
プロジェクターはやめた方がいい?意外な「デメリット」はこの8個!
管理人が考える、プロジェクターのデメリットは以下の8個。
- 「暗い部屋」を作る費用が別途でかかる
- 綺麗に投影するには「スクリーン」は必須
- 部屋が2〜3度熱くなる
- 音響設備を揃えたくなる
- 「微妙なのに高評価」な製品が乱立している
- 性能のいい製品は高額
- 設置場所はかなりシビア
- 動きの激しいゲームには向いていない
それぞれ、深掘りしていきます。
プロジェクターのデメリット1:「暗い部屋」を作る費用が別途でかかる
近年のプロジェクター(特に安い価格帯のもの)は、明るい部屋でも映像がよく見えることを売りにした製品が多いですが、実際には、、、明るい部屋では言うほどよく見えません。
やはり、プロジェクターの映像を「しっかりと、くっきりと見える」ようにするには、「暗い部屋」を作るのが大前提です。
まあ「暗い部屋を作る」と言っても、大それた工事をする必要はありません。単純に「遮光カーテン」などで外から入ってくる光を遮ればいいんです。
>>【プロジェクター】明るい部屋で快適に見る方法【遮光カーテン最強】
とはいえ、遮光カーテンも「質のいいもの」はそれなりに値段がするので、カーテンを持っていない場合は「追加費用がかかる」というデメリットが発生します。
管理人の場合は、以下のようなカーテンで満足できています。これでもかなり光を遮断してくれますよ。

ちなみに、オシャレなカーテンを「安く」オーダーメイドで作るなら、以下のサイトがとてもおすすめ。
プロジェクターのデメリット2:綺麗に投影するには「スクリーン」は必須
プロジェクターを「綺麗に投影」するには、カーテンで光の侵入を遮るのも重要ですが、それと同じくらい「プロジェクタースクリーンの使用」は必須です。
スクリーンなしで「壁に投影」することでも、一応映像は映りますが、、、近年のプロジェクター自慢の「きめ細かい映像」は壁投影では得られません。
壁投影だと「凸凹」があったり、光を反射してしまったりするので、プロジェクター本来の映像美を引き出すことが難しい。
なので、プロジェクターの投影には「プロジェクタースクリーン」を使うべきなのですが、、、これが「安くない」のですよ。
安いスクリーンは確かにありますが、安いスクリーンの性能は「ポンコツ」ばかり。壁投影するのと何ら変わらないものがほとんどです。
いや、むしろ「壁投影以下の画質」になるものもかなりあります。
※管理人は「安いけどポンコツ性能なスクリーン」の購入経験が何度かある。
なので管理人は現在、以下のスクリーンを使っています。こちらはまさに最強。パーフェクトな性能の逸品。

>>【VIVIDSTORM SINCE2004 長焦点 プロジェクタースクリーン】レビュー「まさに最高のスクリーン!」
ただし、上記のスクリーンは「超高額(10万円以上!)」という巨大なデメリットがあります。プロジェクターの映像のためだけに、この出費ができるかどうかですね。
※プロジェクタースクリーンの「売れ筋のトップ5」を以下でまとめていますが、こちらもそこそこな値段します。
>>「自立式プロジェクタースクリーン」売れ筋トップ5を紹介【アウトドアにも】
>>「吊り下げ式」プロジェクタースクリーンの売れ筋「トップ5」を紹介
スクリーンに投影することで、プロジェクターは「本来の画質」を発揮してくれるのですが、そのスクリーン自体がいい値段するというのは大きなデメリットと言えますね。

プロジェクターのデメリット3:部屋が2〜3度熱くなる
プロジェクターは、長時間稼働させていると結構熱を持ちます。どれくらい熱を持つかというと「常温+2〜3度」といったところ。
なので夏場は冷房やクーラーがないと、プロジェクターを稼働させ続けるのはかなりキツイです。
逆に、冬場はある意味「弱い暖房」になってくれるので、どんどん稼働したくなるのですがね。。。

プロジェクターのデメリット4:音響設備を揃えたくなる
プロジェクターは、一般家庭でも100インチ前後の「超巨大画面」を作れるのが最大の魅力ですが、実は画面だけデカいだけだと「迫力」は意外と薄いです。
みんな「100インチの画面」などを作って気がつくのです。迫力をもたせてくれるのは、「画面サイズ」ではなく「音響」の方だったと。
そして、画面サイズに合った迫力を求めて「音響の強化」をしたくなるのです。・・・音響の強化。つまり「ホームシアター」が欲しくなってしまうのですよこれが。
実際、今の時代はホームシアターを作るなんて簡単ですからね。。。
ただ、一度でもホームシアターに手をつけると・・・「オーディオ沼」に入る危険性が非常に高くなります。
※むしろ、管理人は足を掴んで引き摺り込もうとしますが。
ちなみにホームシアターで映画などを見ると、以下のような体験ができます。一応「参考までに」読んでおいてください。
>>ミュータント・タートルズ(2014)の音響レビュー【怪物音響映画】
まあ、オーディオ沼は恐ろしいですよ。自分を律することができない人には「マジで」おすすめできません。


プロジェクターのデメリット5:「微妙なのに高評価」な製品が乱立している
近年、特にAmazonで売っているプロジェクターの中には、以下のような「微妙な出来なのに高評価」な製品が乱立しています。
- 1〜3万円前後
- 最近販売したのに何百〜何千もレビューがある
- 過剰なほど「高く盛った性能」の説明がついている
- 説明欄から滲み出る中華製感
・・・上記のような、格安でやたら高評価のプロジェクターは「高評価レビューをするとギフト券をもらえる」から、ギフト券目当てで高評価にしている人が多いという実態があります。
※本来は微妙な性能だと感じているのに、ギフト券欲しさに高評価にする人が多いということ。
実際には、ああいう製品はハズレばかり。ちゃんとしたレビューで覇者として君臨している、以下の製品・メーカーの足もとにも及ばない性能です。


>>XGIMI(ジミー)プロジェクターの「売れ筋製品トップ5」を紹介
>>Anker(アンカー)のプロジェクター「売れ筋トップ5」を紹介!
性能を求めるのであれば、格安でやたら高評価のプロジェクターは無視して、上の「売れ筋トップ5記事」にランクインしている製品を選んだ方が絶対にいいです。


中にはまともな製品もありますが、「大量の類似品」のせいでまともな製品が埋もれてしまっているんですよね。。。
プロジェクターのデメリット6:性能のいい製品は高額
有名メーカーが販売している「品質の良いプロジェクター」は、テレビに匹敵する映像美を誇りますが、基本的にかなり高額です。
>>ホームシアターは「プロジェクター」がテレビよりおすすめの理由を解説
安いものでも「5万円以下」のものはかなり稀で、そのメーカーを代表する(フラッグシップ)モデルであれば、以下のように「20万円前後」になるもの珍しくありません。
※これマジで欲しいです。。。

>>XGIMI(ジミー)プロジェクターの「売れ筋製品トップ5」を紹介
また、そこそこ良い性能のモデルでも「10万円前後」します。
高額に見合った性能は確実にあるのですが、いいプロジェクターには「大きな出費」というデメリットがつきまとうことは覚悟しておきましょう。

プロジェクターのデメリット7:設置場所はかなりシビア
プロジェクターは、テレビよりも遥かに「気軽に大画面を作れる」のが売りですが、実は「細かいところを気にする」と、設置が結構シビアになりがちです。
というのも「綺麗に、大画面を作る」には、以下のような条件を満たす必要があるからです。
- 望んだ画面サイズを作るための「投影距離」を確保する必要がある
- 綺麗に写すためには「角度」にも気をつける必要がある
- プロジェクターと「壁(スクリーン)」の間にモノがあってはいけない
- プロジェクターに接続する機器の「ケーブルの長さ」も考える必要がある
- プロジェクターの電源コードの長さも考える必要がある
・・・はい、プロジェクターの映像を綺麗に投影するには、こんなにも多くの条件のクリアが必要であると考えると「めんどくせ」となりますよね。
ここら辺のことで困ったら、以下の記事たちを読んでおくことおおすすめします。
>>プロジェクターのおすすめの設置方法3つ紹介!【リビングで楽しむ】
>>【安い】プロジェクターの角度調整が簡単にできるアイテムを3つ紹介
>>プロジェクター「天井吊り下げ商品」購入前の注意【デメリット多数】
しかも、これで終わりではありません。プロジェクターの映像を「綺麗に投影」するなら、「プロジェクタースクリーン」に投影するのがほぼ必須となります。
そのため「スクリーンの置き場所の確保」という問題も出てくるわけです。スクリーンは横に大きく場所を取るので、スペースを確保しておかないと設置自体が大変。
>>プロジェクタースクリーンは「自立式」がおすすめ!理由を7つ紹介
・・・テレビはいくら大型でも「ポン置き」で全て済みますが、プロジェクターで「大画面に綺麗に写す」となると、こんなにも面倒だということは覚えておきましょう。


プロジェクターのデメリット8:動きの激しいゲームには向いていない
プロジェクターは「動きの激しいゲーム(特にFPS)」が苦手、、、なのですが、この場合の「苦手」は「性能が足りなくて苦手」という意味ではありません。
単純に、プロジェクターが作る「巨大画面」で動きの激しいゲームをすると、「顔や目が激しく移動するので疲れる」という意味です。
ゲームの中でも「動きの少ないゲーム(RPGなど)」をプロジェクターの大画面でプレイすることには、何の問題もありません。
まあ、せっかくの大画面。FPSなどの動きの激しいゲームも堪能したい気持ちは管理人もありましたが、実際にやってみたところ、成績がダダ下りしました。
※やったのはCODです。
画面がデカすぎて、首振り運動や目の「眼筋トレーニング」でもやっているような気分になりましたね。あれはもう、ゲームになりませんでしたよ。
たまに「新鮮味を味わう」ためにやるのはいいですが、FPSなどの激しいゲームは「テレビ」や「モニター」や「ディスプレイ」でやりましょう。その方が色々と安全です。

プロジェクターはやめた方がいい?意外な「デメリット」8個紹介!:まとめ
最後に、本記事の内容をまとめます。
本記事の内容
- 多くのプロジェクターに共通する「特徴」を紹介
- プロジェクターの「デメリット」を8個紹介
本記事ではプロジェクターの「デメリット」を多く紹介しましたが、正直言ってプロジェクターには、紹介したデメリットを補って余りある魅力がたくさんあります。
管理人なんて、プロジェクター(とホームシアター)をゲットしてから映画館に行くことが激減したくらいですし。
>>【超簡単】ホームシアターの作り方、必要なものを全て紹介【お手頃】
本記事の内容が、あなたの助けになれれば嬉しいです。ではでは〜。


>>【VIVIDSTORM SINCE2004 長焦点 プロジェクタースクリーン】レビュー「まさに最高のスクリーン!」


>>XGIMI(ジミー)プロジェクターの「売れ筋製品トップ5」を紹介
>>Anker(アンカー)のプロジェクター「売れ筋トップ5」を紹介!

>>XGIMI(ジミー)プロジェクターの「売れ筋製品トップ5」を紹介
-
ホームシアターで使う「プロジェクター」の選び方を初心者向けに紹介
ホームシター用のプロジェクター欲しいんだけど、どんな基準で製品を選んだらいいんだ?ホームシアター初心者だし、今まで買ったことがないから選び方がわからん!←こういった疑問に答えます!
続きを見る