こんにちは、センチネルです。本記事では、上記の疑問に答えます。
本記事の内容
- サウンドバーを「床置き」するメリット、デメリットを紹介
サウンドバーは、手軽にテレビの音質を向上できるアイテムですが、設置方法によってはせっかくの性能・高音質が発揮できないこともあります。
特に、サウンドバーを「床置き」することにはほとんどメリットがありません。
本記事では、サウンドバーの「床置き」がなぜメリットがないのか、その理由を徹底解説します。読めば、サウンドバーは少なくとも「テレビ台の上」か「壁掛け」にしたいと思うでしょう。
サウンドバーの「床置き」のメリットは？
サウンドバーの「床置き」には、”一応”以下のメリットがあります。
- 設置が簡単
サウンドバーは床置きであれば、工具や配線の知識がなくても、簡単に設置することができます。
※テレビ台の上でも同様ですが。
- スペースをとらない
床置きであれば、テレビラックに「サウンドバーを置くためのスペース」を作る必要はありません。そのため、置く場所が限られている場合でも、サウンドバーを設置できます。
- 価格が安い
壁掛け用の金具などは、別途購入する必要があります。そのため、床置きの方がスタンドや金具の費用が不要なため、価格が安くなります。
しかし、これらのメリットは、サウンドバーの性能を最大限に引き出すための設置方法ではないことに注意が必要です。
サウンドバーは、音声を立体的に再現するために、サウンドバー本体をテレビ台に配置するのが一般的。
床置きでは、サウンドバーのスピーカーが「耳の高さよりも低い位置」に置かれるため、音の方向感覚が鈍くなり、立体的な音の再現が難しくなります。
テレビラックの上に設置することで、サウンドバーのスピーカーが「耳の高さ」に合わせて配置されるので、音の方向感覚も向上する。
また、床などの固い面に置くことで、音の振動が床に伝わり、低音が響きすぎるなどの問題も発生する可能性も。
※この詳細については後述。
したがって、サウンドバーの性能を最大限に引き出すためには、結局は「テレビラックの上」に設置するのがおすすめ。
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また、テレビ台の素材によっては、音の振動を吸収する効果があるため、低音が響きすぎるのを防ぐことができます。
とはいえ、床置きでも音質を改善する方法はあります。
例えば、サウンドバーの下にインシュレーターやクッションなどを敷くことで「音の振動」を抑えることができますし、サウンドバーの角度を調整（主に上向き）することで、音の方向感覚を向上させることができます。
ポチップ
サウンドバーの「床置き」のデメリットは？
サウンドバーの「床置き」には、以下のデメリットが挙げられます。
- 音が広がらない
- 音が散乱しやすい
- 音質が悪化する
音は、上向きや斜め上向きに広がることで、より立体感のあるサウンドを実現することができます。
しかし、サウンドバーを床置きすると、音が下向きにしか広がらず、立体感のあるサウンドを体験することが難しくなります。
また、音が床や壁に反射することで、音が散乱し、音質が悪化する原因となります。
- 音が広がらない
サウンドバーのスピーカーは、一般的に上向きには配置されていません。そのため、床置きすると、音の広がりが得られず、立体感のあるサウンドを体験することが難しくなります。
音の立体感は、音が上下左右に広がることで実現されます。上向きや斜め上向きに音が広がることで、音の方向感覚が向上し、音が奥行きや高さ方向に広がっているように感じられる。
- 音が散乱しやすい
床置きしたサウンドバーから発せられた音は、床や壁に反射して散乱します。その結果、音質が悪化する原因となります。
※床置きの場合、音が床に反射しまくってしまう。
音の質は「音の波形」によって決まり、音の波形が乱れると音質が悪化する。
さらに、床置きしたサウンドバーは、床などの固い面に置かれるため音の振動が床に伝わりやすくなります。その結果、低音が響きすぎるなどの問題が発生する可能性があります。
そして低音が響きすぎると、音がぼやけて聞こえやすくなり、音質が悪化しがちになります。
とはいえ、床置きでも音質を改善する方法はいくつかあります。
例えば、サウンドバーの下にインシュレーターやクッションなどを敷くことで「音の振動」を抑えることができますし、サウンドバーの角度を調整（主に上向き）することで、音の方向感覚を向上させることができます。
ただし上記の方法は、あくまでも音質を改善するための対処法であり、床置きのデメリットを完全に解消することはできません。
なので、サウンドバーの性能を最大限に引き出すためには、やはりテレビ台の上に設置するのがおすすめです。
※テレビ台でも、やや妥協した置き方。一番妥協しないのは「壁掛け設置」です。
サウンドバーの「壁掛け」がおすすめの理由
個人的に、サウンドバーは「壁掛け」が一番理想的な設置方法だと考えています。※もちろん、この設置方法が「誰にでも簡単にできるわけではない」と言うのは重々承知。
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サウンドバーを壁掛けすることで、以下のメリットを得ることができます。
- 立体感のあるサウンドを実現できる
- 音が散乱しにくく、音質が向上する
- 設置場所に制限がない
壁掛けすることで、音が上向きや斜め上向きに広がります。これにより、立体感のあるサウンドを体験することができます。また、音が壁に反射しにくくなるため、音質が向上します。
※音の方向感覚が向上し、音が奥行きや高さ方向に広がっているように感じられる。
壁掛けしたサウンドバーで映画を鑑賞すると、本来のスペックに近くなり、俳優や女優の声が頭上から聞こえてきたり、爆発音が目の前で鳴っているような臨場感を味わえる。
また、壁掛けはテレビの下だけでなく、テレビの横や上にも設置することができるので、設置場所に制限がないと言うのも大きな特徴。
例えば、テレビラックがない部屋やテレビの位置を頻繁に変更する部屋でも、壁掛けであれば設置できます。
サウンドバーの「床置き」はメリットがない！その理由を徹底解説！：まとめ
最後に、本記事の内容をまとめます。
サウンドバーはテレビの音質を向上させるためのものですが、床置きすることにメリットはほとんどなく、以下のようなデメリットがあります。
- 音が下向きにしか広がらず、立体感のあるサウンドを体験することが難しくなる
- 音が床や壁に反射して散乱し、音質が悪化する
- 床などの固い面に置かれるため、音の振動が床に伝わり、低音が響きすぎる可能性がある
これらのデメリットを解消するために、サウンドバーはテレビラックの上に設置するのがおすすめで、さらに音質を向上させたい場合は「壁掛け」が最適。
壁掛けすることで、音が上向きや斜め上向きに広がり、立体感のあるサウンドを体験することができます。また、音が壁に反射しにくくなるため、音質が向上します。
ただし、壁掛けはDIYが必要になるため、誰にでもおすすめできる設置方法ではありません。サウンドバーの音質向上を考えるなら、少なくとも「床置き」はやめましょう。
ではでは〜。