
こんにちは、センチネルです。本記事では、上記の疑問に答えます。
本記事の内容
- ホームシアターを設置することによる「デメリット」を5つ紹介
本記事を書いている管理人は、映画などを見る時は以下のホームシアターを使っています。
自宅にホームシアターを設置したいとなった時、気になるのはホームシアターを設置することによる「デメリット」ですよね。
※メリットはもちろん、自宅で迫力ある映像や音響を楽しめること。
ですが個人的には、ホームシアターを設置することによるデメリットは、下手すればそのメリットを踏み潰すと思っています。
本記事では、ホームシアターを設置することによる「デメリット」を5つ紹介していきます。読んでおけば、本当にホームシアターを設置すべきかどうかが分かりますよ。
本記事でいう「ホームシアター」は、スピーカーを自分の後ろに設置する必要がある「4.0ch」以上のシステムのことを指します。
ホームシアターのデメリットを5つ紹介
管理人が感じている、ホームシアターのデメリットは以下の5つ。
- 費用がかかる
- スペースが必要
- 設置が複雑
- 隣人や共同住宅の問題
- サウンドバーに追い越されつつある
それぞれの内容を解説していきます。
ホームシアターのデメリット1:費用がかかる
高品質でなくとも、一般的に満足できるホームシアターシステム(5.1chなど)を作るには、以下のように「機材への投資」が欠かせません。
正直いってこれらを集めるのは結構大変ですし、費用がかかります。管理人の場合は「ホームシアター費用を全て公開!必要な機材リスト付き【初心者向け】」で紹介している金額が必要になりました。
ただし、今は「セット販売」している以下のようなモデルもあるので、それらを活かせばかなり費用を抑えられます。

あくまで試算ですが、「5.1chホームシアター」であっても、以下の記事のように予算10万円級で作ることは不可能ではありません。
>>ホームシアターを「予算10万円」で実現しよう【5.1chは余裕】
とはいっても、例えば「予算5万円前後」でホームシアターを1から揃えるのは相当難しいです。まあ「家のリフォーム」も含めて「数千万円」かける人もいる趣味ですしね。。。


ホームシアターのデメリット2:スペースが必要
ホームシアターはどんな形(主にチャンネル数)であっても、かなり広いスペースが必要になります。
特に「4.0ch以上のホームシアターシステム」を組む場合は、どうしてもスピーカーを2本以上は「視聴位置の後ろ」に配置する必要があるので、例えばリビングなどに設置するのは非常に難しいです。
>>ホームシアターは「スピーカーの角度」が超重要【機材変更はその後】
7.1.4chの「ドルビーアトモス」を設置しようものなら、専用のシアタールームはほぼほぼ必須!
また、プロジェクターによる大画面化もホームシアターの醍醐味の一つですが、綺麗に写すにはプロジェクターの置き場所の計算や、スクリーンの導入が欠かせません。
※くっきり写すには遮光カーテンも必須になります。
スクリーンやカーテンに関しては、以下の記事で細かく説明しています。
なので、スペースは予め確保しておくことが重要です。リビングにいきなり導入して、家具の移動無しで完璧に収まるといったことは殆どないと考えておきましょう。


ホームシアターのデメリット3:設置が複雑
ホームシアターは設置が複雑だと言われがち、考えがちですが、「ただ設置するだけ」であればそこまで難しくありません。というか拍子抜けするほど楽です。
※個人的には、Bluetoothスピーカーをスマホに接続するほうが高難易度だと感じます。
確かに、スピーカーが増えれば増えるほど配線が増えるので、その配線を「どうやって通そうか」を考えていくと、結構複雑に「見え」ます。
でも実際は、「ゲーム機をテレビに接続する」に毛が生えた程度の設置難易度しかありません。
『「5.1chホームシアター」の作り方を紹介【揃える機材の順番も】』を読んで貰えば分かりますが、本当に設置難易度は全然大したことないですよ。
ではなぜ本記事で「設置が複雑」といっているのかというと、それは「スピーカーの角度や音響を突き詰め始めた」場合の話です。
※突き詰めた場合、1つのスピーカーの「微調整」に数時間かかることがよくある。
確かに「配線がごちゃごちゃする」とか、「プロジェクターやスクリーンの置き場所どうしよう」といった部分での躓きはあるかもしれませんが、ただ設置するだけなら、そこに専門的な知識は一切要りません。
ちなみに、よく、専門的なサイトでは以下のように書かれていることが多いですが。。。
ホームシアターシステムの設置は専門的な知識が必要であり、特にオーディオのセッティングは緻密な調整が求められます。初めてのユーザーにとっては、これが挑戦的な作業になることがあります。
これは「ガチで突き詰めた場合の話」です。初めて設置する場合は、せいぜいスピーカーの「動線」や、AVアンプやプロジェクターの置き場所に気を配る程度でいいですよ。
ただ、機械が異常に苦手(ゲーム機をテレビに繋いだことが人生で一度もないなど)であれば、設置は複雑に感じるかもしれません。


ホームシアターに使う「AVアンプ」の選び方を、以下でまとめました。
>>ホームシアター用「AVアンプ(レシーバー)」の役割と選び方を紹介
ホームシアターのデメリット4:隣人や共同住宅の問題
当然ですが、戸建ての一軒家でもない限り、特に「集合住宅」でホームシアターを大音量で楽しむのはやめておきましょう。普通に騒音トラブルに発展します。
「ある程度音量を抑えれば」と考える気持ちもわかりますが、普通に音はダダ漏れします。特に低音のダダ漏れっぷりは尋常ではありません。
※ドゥンドゥン鳴らしている車ありますよね?あれと同じような状況になりますよ。
昔、管理人もそこまで大きい音は出していなかった(つもりだった)のですが、注意されたことがある。
プロジェクターなどで「大画面」を楽しむ分には、特に気にしなくてもいい部分ですが、「音」はとにかく気をつけましょう。下手すれば刺されますよ。
※実際、騒音問題を巡って「事件」が起きたこともあるらしいです。
一応、以下の記事では管理人なりの解決策(妥協策)をまとめてはいますが、、、まあ、集合住宅ではここまで気を使わないといけないということです。
>>【ホームシアター】近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法


ホームシアターのデメリット5:サウンドバーに追い越されつつある
管理人は「サウンドバーとホームシアターはどちらがおすすめ?【3項目で比較】」にて、サウンドバーではホームシアターには勝てないと明言しましたが、現在は状況が変わりつつあります。
というのも、以下のような「怪物サウンドバー」が販売されるようになったからです。


上記の製品は、はっきりいうと「これをやられたら、ホームシアターの立場がないな」と感じるほどのもので、今までサウンドバーが抱えていた欠点を解消しています。
具体的には、このサウンドバーには以下のことができます。
- スピーカーを分離させて「リアル5.1chサラウンド」ができる
- 分離したスピーカーは「ワイヤレス」なので、配線不要
- 分離したスピーカーは充電式。電源の配線も付属
- 7.1.4chの「ドルビーアトモス」を実現
- 分離させない時は、一本の巨大なサウンドバーとして使用可能
- 音質は、サウンドバーの中でも最高峰
- サブウーファーが付属。ド迫力で映像を楽しめる
- アプリでイコライザー調整が可能
- 上位モデルでも、15万円未満で購入可能
ざっと上記のようなことができる「怪物」です。
アンプやスピーカーを変えて音を楽しむような「コア層」以外の一般人には、この製品一つで大満足なホームシアターが完結します。
このモデルがあれば「アンプ」は必要ないですし、スピーカーだって選ばなくていいです。もちろん、ワイヤレスなので「配線の煩わしさ」とも無縁。ちょっと凄すぎますよ。
ホームシアターに同じ金額をかけても、このサウンドバーほどの体験はできない可能性が高いです。というか、7.1.4chの「ドルビーアトモス」なんて、間違い無く体験不可能。
色々な面で、もうホームシアターはサウンドバーに追い越されています。
もし、管理人が今からホームシアターを設置するとなると、、、個人的には「こっちで良いじゃん」となっちゃいますね。


ホームシアターのデメリットを5つ紹介【回避できない問題多いです】:まとめ
最後に、本記事の内容をまとめます。
本記事の内容
- ホームシアターを設置することによる「デメリット」を5つ紹介
本記事の内容が、これからホームシアターを設置しようと考えているあなたの助けになれれば嬉しいです。ではでは〜。
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