こんにちは、センチネルです。本記事の内容は、以下の通り。
本記事の内容
- ホームシアターは「6畳」でも余裕で作れる理由を紹介
近年、自宅で映画や音楽を楽しむホームシアターが人気を集めています。しかし、「6畳のような狭い部屋では難しいのでは?」と諦めている方は非常に多いです。
結論から言うと、6畳でも十分なホームシアターを作れます。
管理人はホームシアターに対して、以下のような前提を持っています。
- プロジェクターで画面を大きくするのもホームシアター。
- サウンドバーで音響を強化するのもホームシアター。
- ヘッドホン+スマホだって、広い目で見ればホームシアター
上記のように、何も「本格的なサラウンドシステムやプロジェクターを使うことだけ」が、ホームシアターというわけではありません。
本記事ではこの前提に立った上で、6畳でホームシアターを作る方法を紹介します。あなたに最適なホームシアター構築法を見つけて、自宅で映画や音楽を存分に楽しみましょう。
本記事で紹介する内容は、6畳で「本格的なホームシアター(5.1chなど)」を作ることが難しい場合の「代案」となるものです。
本格的なホームシアターを「安く・省スペース」で作るなら、まずは以下の記事を見てみましょう。
「5.1chホームシアター」の作り方を紹介【揃える機材の順番も】
「5.1chホームシアター」を作りたいんだけど、まず何が必要でどんな順番で作っていけばいいんだ?説明書とかもないから何をしたらいいのか全くわからんし・・・←こういった疑問に答えます
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ホームシアターは6畳でも余裕でできる。その方法を3つ紹介
本記事で紹介する「6畳でも実現可能な、主なホームシアターのパターン」は、以下の3つ。
- プロジェクターで画面を大きくする
- サウンドバーで音響を強化する
- ヘッドホン+スマホやPCやタブレットで、簡易的なものを作る
それぞれの内容(構築パターン)を、解説します。
パターン1:プロジェクターで画面を大きくする
6畳という限られた空間でホームシアターを楽しむためには、大画面テレビを設置するのは難しい場合があります。そこでおすすめなのが、プロジェクターを活用することです。
>>ホームシアターは「プロジェクター」がテレビよりおすすめの理由を解説
プロジェクターを活用するメリットには、以下のようなものがあります。
- 大画面で映画館のような臨場感を味わえる
- テレビよりも設置場所の自由度が高い
- 省スペースで設置できる
- 比較的安価で導入できる
近年は、以下のような小型で高性能なプロジェクターが続々と発売されており、6畳間でも100インチを超える大画面投影が可能になっています。
また、テレビと異なり、プロジェクターは設置場所を柔軟に変更できるというメリットもあります。
壁だけでなく、天井や床に投影することも可能なので、部屋のレイアウトに合わせて最適な視聴環境を構築できるメリットも。
さらに、プロジェクターは省電力で長寿命という特徴もあるため、大画面テレビに比べて「ランニングコストを抑えながら、長く快適にホームシアターを楽しむ」ことができまよ。
このような特徴もあって、プロジェクターは6畳ホームシアターに最適なアイテムと言えるのです。
具体的には、以下の点に注意してプロジェクターを選びましょう。
これらのポイントや以下の記事を参考に、自分に合ったプロジェクターを選んでみてください。
>>ホームシアターで使う「プロジェクター」の選び方を初心者向けに紹介
パターン2:サウンドバーで音響を強化する
ホームシアターには「迫力のある音響」も欠かせません。しかし、6畳間のような狭い空間では、ホームシアターで使われる「サラウンドスピーカー」を設置するのは難しい場合があります。
>>ホームシアターの「サラウンドスピーカー」とは?初心者向けに解説!
そこでおすすめなのが、サウンドバーの導入です。
サウンドバーは、それ一台で「バーチャルサラウンド(ホームシアターのような音響)」を実現できるため、より省スペースで設置することができます。
>>ホームシアターの「サラウンド」を初心者向けに分かりやすく解説!
そして、サウンドバーを活用するメリットには以下のようなものがあります。
- 省スペースで設置できる
- 手軽に設置できる
- テレビと接続するだけで簡単に使える
- 比較的安価で導入できる
近年は、低音域を強化するサブウーファーが付属しているモデルや、天井からの反射音を利用して立体的な音響を再現するモデルなど、様々な機能を搭載したサウンドバーが発売されています。
サウンドバーを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
これらのポイントや、以下の記事を参考に自分に合ったサウンドバーを選んでみてください。
>>「サウンドバー(シアターバー)」おすすめメーカーを「6社」紹介!
>>サウンドバー「売れ筋」トップ5を紹介【この製品が大人気です!】
ちなみに、現状最強のサウンドバーは以下の製品です。正直いって、下手なホームシアターシステムを上回る性能がありますよ。
パターン3:ヘッドホン+スマホなどで、簡易的なものを作る
ここまでのように、プロジェクターやサウンドバーを活用すれば、6畳間でも十分なホームシアター環境を構築することができます。
しかし、それらのスペースが確保できない場合は、ヘッドホンとスマホ(タブレットやパソコンもあり)を使って簡易的なホームシアターを楽しむのもありですよ。
スマホでやタブレットで映画や音楽を再生し、ヘッドホンで音を聴くというシンプルな方法ですが、意外なほど臨場感あふれる視聴体験を楽しめるのでおすすめ。
近年は、以下のようなノイズキャンセリング機能や3Dオーディオ機能を搭載した高性能なヘッドホンが続々と発売されています。
それらは高品質なだけでなく、通常のホームシアターやサウンドバーと違って「爆音を出しても誰にも迷惑をかけない」という、ある意味最強のメリットを持ち合わせています。
そして、高品質なヘッドホンで映画を見た時の没入感や臨場感は、下手なホームシアターよりも上であることが多いです。
そもそも、ホームシアターには「定義」なんてものはなく、視聴者本人がホームシアターだと思えばもうそれはホームシアターなのです。その意味では、この方法も立派なホームシアターと言えるのですよ。
映画鑑賞用のヘッドホンは、以下の点に注意して選んでいきましょう。
- 装着感:長時間装着しても平気な、快適な装着感のものを選ぶ。
- 音質:好みの音質のものを選ぶ。レビュー記事や動画などを参考に。
- 機能:ノイズキャンセリング機能や3Dオーディオ機能など、必要な機能が搭載されていることを確認する。
これらのポイントを参考に、自分に合ったヘッドホンを選んでみてください。
また、VRゴーグルを活用すれば「さらに」没入感のある視聴体験を楽しむことも可能ですよ。予算が許せば、導入してみてはいかがでしょうか。
ホームシアターは6畳でも余裕で作れます【簡易的な方法を3つ紹介】:まとめ
最後に、本記事の内容をまとめます。
本記事の内容
- ホームシアターは「6畳」でも余裕で作れる理由を紹介
本記事で(あるいは外部リンクで)紹介したように、6畳という限られた空間でも、工夫次第で十分なホームシアター環境を構築できます。
「5.1chホームシアター」の作り方を紹介【揃える機材の順番も】
「5.1chホームシアター」を作りたいんだけど、まず何が必要でどんな順番で作っていけばいいんだ?説明書とかもないから何をしたらいいのか全くわからんし・・・←こういった疑問に答えます
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本格的なシステムを構築することだけが、ホームシアターというわけではありません。
プロジェクター、サウンドバー、ヘッドホン+スマホ(タブレットやパソコン)など、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自分のライフスタイルや予算に合わせて最適なホームシアター環境を構築することが大切です。
6畳の限られた空間でも、工夫次第で臨場感あふれるホームシアターを楽しむことができるので、今回紹介したポイントを参考に自分だけのホームシアターを作ってみましょう!
ではでは、良いホームシアターライフを〜!