こんにちは、センチネルです。本記事ではAVアンプの「イコライザー」をいじって、ホームシアターの音質・音響を「無料で」底上げする設定をシェアしていきます。
本記事の内容
- イコライザー設定の目的
- 管理人のイコライザー設定紹介
管理人はホームシアター歴8年ほどですが「イコライザー」の面白さを知ったのはここ数ヶ月のこと。
高額スピーカーとかは使っていないので、なんとなく音が「ぼやっと」している感覚がありましたが、このぼやっと問題を「イコライザー設定」の変更で解決しました。
本記事では、管理人が実践した「イコライザー設定」を紹介します。
以下の記事にて「5.1ch」ホームシアターの作り方をまとめています。
【超簡単】ホームシアターの作り方、必要なものを全て紹介【お手頃】
ホームシアター欲しいんだけど、何から手をつけたらいいのかわからない。簡単に作る方法を教えてほしい!←こういった疑問に答えつつ、安く、簡単にホームシアターを構築する方法をシェアします
続きを見る
ホームシアターの音質の無料改善にイコライザー設定をする目的
あくまで管理人が感じる内容にはなりますが、イコライザー設定を行うと下記のようなメリットがあります。
イコライザー設定のメリット
- 音質がクリアになる・引き締まる
- 好きな音質に変更できる
- 機材を買い替えなくて済む
冒頭の話にあった「音がぼやっとしている」問題は、イコライザーを弄ることで解決。
しっかり設定することで、音質がクリアになって音が引き締まります。
音が引き締まると、サラウンド感や没入感も「更に」向上!スピーカー間のつながりも向上し、より映画の世界に入り込める
また、イコライザーによって、自分の好きな音質に変更することができます。ドンシャリ系でも、マイルド系でも自由に設定していきましょう。
※次の項目で管理人が設定したイコライザーを伝えます
基本的に、ホームシアターは一つ一つの機材が「バカ高い」ので、その出費を抑えれるのは大変ありがたいです。ホームシアター民最大の敵は「機材の出費」なので。
機材、特にスピーカーを買い替える前に、イコライザー設定を「いじり倒して」みましょう。機材を買い替えるつもりだったけどイコライザー変更したら満足いく音質・音響になった!という話は多い
※こうやって工夫しないと、ホームシアターは機材出費の沼まっしぐら
ホームシアターの音質を無料で改善した「イコライザー設定」を紹介
↑実際に管理人が設定しているイコライザーの数値が上の写真。盛大に背景が写っています
上の写真では、全てのスピーカーのイコライザー設定を一括で変更しています。
ただ、各スピーカーが違うメーカーのものだった場合はそれぞれ微調整が必要になります。
※メーカーごとに音質が違うので、同じメーカーで統一していない場合は、この数値から「さらなる微調整」を検討しましょう
管理人はスピーカー(特にフロントスピーカー)を買い換えようかと考えていましたが、イコライザーをこの数値で設定してからは「今買い替えなくても平気」と考えれるようになりました。
現状この設定の音質・音響で満足しているのでこれで様子見。目標であった「甲高い金属音や高音」を買い替えなしで達成し、全体的な音質も向上。以前より音がクリアになり、大満足。
多少のデメリットも存在しますが、それは後半で解説します。とはいえ間違い無くおすすめの設定なので、ぜひこの設定を試してみてください。
その上で、物足りなければ微調整を重ねましょう。
参考にしたイコライザー設定紹介
管理人も多いに参考にした「イコライザー設定」が出回っているので、紹介します。
その名も「イヤガズムエクスプロージョン(耳が爆発するほど気持ちいい)」という設定で、少し前に音作りのプロが公開したものです。
※管理人が設定しているイコライザーは、このイヤガズムエクスプロージョンを参考に「少しアレンジ」したもの
そのイヤガズムエクスプロージョンの数値設定がこちら。
これ、実はiPhoneで流行った「パーフェクト」というイコライザー設定をいじったものです。
この設定をホームシアター用にアレンジしたところ、自分の求めていた音にマッチしたので流用しました。
つまり「もともと」オーディオのプロが作ったイコライザー設定なので、当然気持ちよく聞けるわけです
ホームシアターでも通用するのには驚きましたが。。。
※もっと言えば「ホームシアターやヘッドホン」に限らず、ステレオやカーオーディオにも流用可能です。お試しあれ!
管理人もプロの数値を真似て、おおよその感覚でイコライザーを設定しています。並べると2つのイコライザーがよく似ているのがわかると思います↓
ちなみに、この設定で大音量・長時間での試聴は危険だとされていて、プロの作曲家も警笛を鳴らしています。
また、かなり強調した音なので、人によっては合わないことも。
まあヘッドフォンでなく、スピーカーでも爆音で流すのは耳によくないので、ほどほどの音量で楽しみましょう。
ホームシアターの音質を無料で改善する「イコライザー設定」は一番後回し!
ここまで書いておいてなんですが、ホームシアターにおいてイコライザー設定は「最優先項目」ではありません。
管理人が考えるホームシアターの優先項目は下記の通りです。
- スピーカー間の距離や角度をしっかり設置・設定する
- 迫力を求めるなら「ダイナミックレンジ」の設定をする
- 1と2に慣れて、それでも「求める音質」があるなら、イコライザーをいじる
- でも満足しないなら、機材や部屋を変える
といった具合。
そもそも一般的にはイコライザー設定は必須ではありませんし、以下の記事のような「設定」によって、音質や音響に満足することがほとんどです。
いきなりイコライザー設定に挑戦して「微調整の沼」に入るよりも、まずはスピーカーの距離や角度の設定を頑張りましょう。(ここも少し「沼」行きになりますが)
ホームシアターの音質を無料で改善する方法【イコライザーに頼る!】 まとめ
最後に、本記事の内容をまとめます
ホームシアターとイコライザー
- イコライザー設定の目的
- 管理人のイコライザー設定紹介
イコライザー設定は、料理でいうところのドレッシングみたいなもの。
その前段階のスピーカー配置やダイナミックレンジの調整が済んでこそ、最後のドレッシング(イコライザー)が効いてくるわけですね。
その上で、綿密なイコライザー設定までしても「微妙」だった場合は、スピーカーやAVアンプなどの「機材」の買い替えを検討してもいいと思います。
>>ホームシアター用「AVアンプ(レシーバー)」の役割と選び方を紹介
とはいえ、本当に設定次第でいくらでも自分好みに音響を変えられるので、うまく使いこなして更なる音質の強化を図っていきましょう!
スピーカーは、いいスピーカーケーブルを使うことでも音質を強化できます。以下のものがコスパに優れて超高品質ですよ。
以下の記事にて「5.1ch」ホームシアターの作り方をまとめています。
【超簡単】ホームシアターの作り方、必要なものを全て紹介【お手頃】
ホームシアター欲しいんだけど、何から手をつけたらいいのかわからない。簡単に作る方法を教えてほしい!←こういった疑問に答えつつ、安く、簡単にホームシアターを構築する方法をシェアします
続きを見る
ではでは〜