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ホームシアター関係

ホームシアターの音量差が大きい理由を解説!【ダイナミックレンジ】

2021年10月15日

 

DVDとかBlu-rayとかを再生すると、やたら「会話」とアクションシーンの音量差が大きい作品あるよね。あれってなんであんなに音量差大きいの?

 

それは「5.1ch」とかの、ホームシアター向けに収録されたものを再生しているからだよ。今回はBlu-ray再生時に「音量差」が設けられている理由を説明するわ

 

こんにちは、センチネルです。本記事では、DVDやBlu-rayで再生する作品や映画の「小音量と大音量」の音量差が設けられている理由を説明・解説します。

 

本記事の内容

  • DVDやBlu-rayで再生する映画の「音量差」がある理由を解説
  • VOD(ストリーミングサービス)の音量差を解説
  • テレビ放送の映画に音量差があまりない理由を解説(BSやWOWOWなどは別)

 

最初に答えを言いますが、Blu-rayやDVDの音量差が大きい理由は「没入感」のためで、ひいては「ホームシアター民」のためです。といってもパッとしないので説明していきます(^ω^)

 

冒頭の疑問通り、DVDやBlu-rayのアクションシーンは、会話のシーンと比べて「非常に大きい」ことが多いですよね。

 

まあ「DVD」はBlu-rayほど音量差はないソフトが多いですが、「マトリックス」などの一部のソフトの音量差が大きく、昔の管理人は音量調整に苦労していました。

※音量差がある理由を理解した今となっては、その恩恵にあやかりまくっていますが^^;

 

確かにマトリックスの「音量差」は調整できなかったから当時かなり苦労したよ。リビングでみんなで観ていて、いきなり「ドカン!」と音量があがるのはびびったわ

 

当時のDVDだと珍しかったよね。今はBlu-rayやVODになって、ある程度の音量差はみんな慣れているけど。迫力はないけど、現在一番「聞き取りやすい」音声はテレビ放送作品の音声だよね。

 

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ホームシアターの音量差が大きい=ダイナミックレンジが大きい

 

この音量差のとこを、オーディオ用語で「ダイナミックレンジ」と呼んでいます。ダイナミックレンジが「大きい」ほど音量差が大きくなります。

 

ダイナミックレンジの特徴

  • ダイナミックレンジが小さい=テレビ放送品質。聞き取りやすい
  • ダイナミックレンジが大きい=Blu-rayやVOD品質。音量差があって、迫力がある

 

比べてみればわかりますが、テレビの音声は非常に聞き取りやすいですよね。あれは、放送するにあたってダイナミックレンジが「小さく」なるように「加工」しているから聞き取りやすいのです。

 

しかし、ダイナミックレンジが「小さい」と言うことは、元のデータの「音量差」の部分を削りまくっていることにもなります。

 

テレビ放送の音質

テレビ放送の作品は音量差分のデータが「ごっそり」なくなっていることになります。つまり、音質自体がVODやBlu-rayに比べると「ずっと悪い」と言うことになる!

※聞き取りやすいと言うことは、聞きやすく「元データ」を削り、加工しまくっていると言うこと

 

反対に、ダイナミックレンジが「大きい」Blu-rayやVODは、テレビ音声のように「元データ」を削ったり加工してはいません。

 

テレビ放送よりも音量差が大きく「聞き取りにくい」と感じますが、それは逆に原音そのままの「高音質で再生している」ということです。

※VODも音質はいいですが、ピュア音声のBlu-rayと違って「圧縮・加工」した音声。聞き取りやすさはテレビよりBlu-rayよりといったところ

 

テレビは「高音質」ではないけど聞き取りやすい。Blu-rayは基本的に「元データ」そのままの超高音質で聴ける!ただし、ダイナミックレンジが大きいので、音量調整に苦労する!

 

VODはブルーレイ寄りのダイナミックレンジで、高音質でセリフも聞きやすい。現代だとこれが一番求められているのかも!

 

とはいえVODの音質も凄い!この記事で細かく解説!↓

>U-NEXTの「ドルビーアトモス」対応作品を再生!【VODも凄い】

 

5.1chなどのわかりにくい単語も解説しています↓

>ホームシアターの「ch(チャンネル)」を解説!【初心者でも理解】

 

ホームシアターの音量差が大きい=ダイナミックレンジが大きいとどんな経験ができるか

 

ダイナミックレンジの「小さい」テレビ放送の方が音量差が小さく、いきなり音量が大きくなることもないので「近所迷惑」などを考えずに作品を見ることができ、便利。

 

とはいえ、ダイナミックレンジが小さいと「迫力不足」になります。雑な表現をするなら「拳銃とバズーカ」が同じ音量に聞こえるということ。

 

音が均一で「盛り上がり」が一切ないので、音響的な迫力や感動を得ることができません。どんな音がしたって「メリハリのない均一な音量」でしか聴けない。

 

特に迫力を求めてBlu-rayなどをホームシアターで見ている人にとっては、ダイナミックレンジが小さく「均一な音」というのは耐えがたい要素です

 

映画特有の迫力は「サラウンド」による音響に囲まれた感覚も大事ですが、ダイナミックレンジが大きいことによる「音量差」もとても重要です。

 

先程の例で言うとBlu-rayでの「拳銃」の音は小さく、「バズーカ」の音は爆音に設定されていることがほとんど。そのシーンで起こっている情報を「音響」でも補完することで説得力をもたせます。

※均一な音量だとシーン自体の説得力ゼロ。どんな爆発も「セリフ」と同じ音量になるので、かえって不自然。

 

音量差をきっちり設定されているかどうかで、その作品に対する「見えかた・感動」が大きく変わる!それくらいホームシアターを組んでいる人にとって、ダイナミックレンジは無視できない要素!

 

また、音量差があることによって、製作者が「音響」に込めたメッセージや表現を拾うこともできます。それによって「これが伝えたいことなのか!」とわかるシーンも多いです。

 

どのように「工夫」された音響であるかも感じ取れる。もちろん迫力を出すためにも「音量差」は重要で、映画の没入感も上がる!

 

最近はゲームでもダイナミックレンジの設定が調整できるしね。没入感をもたらすためには「欠かせない要素」とされているいい例だよ

 

ゲームの没入感も、音量差があることによってさらに増す!↓

>モンハンワールドのサウンド設定のオススメはこれ!【ホームシアター用】

 

「サラウンド」の解説はこちらです↓

>ホームシアターの「サラウンド」の意味を分かりやすく解説!【初心者向け】

 

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ホームシアターはステレオと5.1chでダイナミックレンジの威力=音量差が変わる

 

2.0chのステレオ音声か5.1ch「などの」ホームシアターかで、ダイナミックレンジの「大小の威力」がまるで違います。

 

一部のVODでもステレオ音声は主流で、テレビ放送ほどではないにせよダイナミックレンジは「小さめ」に設定されています。小さめとはいっても、テレビ放送よりは数段迫力が上ですが。

 

ステレオ音声をドルビーアトモス風に変換できる「ドルビーサラウンド」を使ってVODのステレオ音声を聴いた場合、5.1chで聞いてるように錯覚するほどの迫力を得られます

 

対して5.1ch対応作品をホームシアターで視聴した場合、ダイナミックレンジが半端なく大きいので「暴力的な音響」に驚かされると思います。これはBlu-rayだろうとVODだろうと同じ。

 

まさに最高の没入感であり、だからこそホームシアター好きは1本4000円前後する「Blu-ray」や「UHD Blu-ray」を購入するわけです。テレビで同じ作品を放送しても、Blu-rayは音の「質」そのものが違う!

※現在のテレビ放送は映像こそBlu-rayと並びますが、音質は全く及びません

 

テレビ放送は見やすいけど、こんなにBlu-rayと音響のレベルが違うんやね。そりゃホームシアター好きが迫力を求めて「高いディスク」を買うわけだわ

 

ダイナミックレンジを小さくして映画を見ることは、製作者の意に反してる。音響の「大小」に込められた製作者のメッセージを拾うのだって面白いのよ

 

VODの代表格「U-NEXT」のステレオ音声を「ドルビーサラウンド」で視聴・レビュー!

>U-NEXTのステレオ音声を「ドルビーサラウンド」で視聴!

 

ダイナミックレンジが大きい状態でこういう作品を鑑賞すると、最高のシアター体験ができます↓

>ミュータント・タートルズ(2014)を音響レビュー【怪物音響映画】

 

ホームシアターの音量差=ダイナミックレンジは任意で調整可能

 

持っているAVアンプやテレビにもよりますが、ダイナミックレンジは任意で「効果の大きさ」を設定することができます。人それぞれ持っている機材が違うので、ここで説明することはできませんが^^;

 

詳しくはお持ちの機材の説明書を読んでみてください。とはいえ、おおよそ設定出来る項目は予測できるので、下にメモっておきます。

 

ダイナミックレンジのありそうな設定項目

  • ダイナミックレンジ「大」:音量差そのまま
  • ダイナミックレンジ「小」:小音量と大音量の音量差を小さくする
  • ナイトモード:Blu-rayなどを夜間小音量で聞いていても、セリフがはっきり聞こえる

※管理人のホームシアターの機材経験上、あくまでこんな設定がありそうだという「予想」!

 

持っているテレビや機材によってこの設定が反映され、音量差を自由に変えることが出来ます。ただし、この設定をしても「反映」されるのはドルビーデジタル系列の音声収録作品だけです。

 

なぜかドルビー以外の音声フォーマットである「DTS系列」や「リニアPCM」などは、いくらダイナミックレンジの設定を変更しても「一切」反映されません。

 

ホームシアターではなく、テレビで直接ドルビー系での音声収録作品を見る場合でも、やることは一緒です。ただ、その場合はAVアンプ側ではなく「テレビ」そのもので音量差の設定を変更することになります

 

ダイナミックレンジは「任意」で設定変更可能だけど、ホームシアターでは「AVアンプ側で変更」して、テレビで直接見る場合は「テレビ側で変更」する必要があるのか。。。

 

そして、その設定が反映されるのはドルビーデジタル系列の音声収録作品だけ。DTSやリニアPCMは設定変更しても反映されない。これはステレオだろうとホームシアターだろうと同じだよ

 

任意でダイナミックレンジを変更できる「ドルビーデジタル」の詳しい解説はこちら↓

>ドルビーデジタルとは?わかりにくい用語を解説!【初心者向け】

 

ホームシアターの音量差が大きい理由を解説!【ダイナミックレンジ】 まとめ

 

最後に、本記事の内容をまとめます。

 

ダイナミックレンジの説明

  • DVDやBlu-rayで再生する映画の「音量差」がある理由を解説
  • VOD(ストリーミングサービス)の音量差を解説
  • テレビ放送の映画に音量差があまりない理由を解説(BSやWOWOWなどは別)

 

要約すると、没入感や迫力を持たせるためにBlu-rayでは「ダイナミックレンジ」を大きくしていて、テレビ放送では聞き取りやすいように「小さく」している。VODなども一緒。

 

ステレオか5.1ch(ホームシアター)かでダイナミックレンジの威力が全く違うので、自分の視聴環境にあったものを選択していきましょう!まあ基本的にはホームシアターの圧勝です。

 

とはいえ繰り返しますが、音量差があることによって「没入感・メッセージ・表現」を拾うこともできるので、是非ホームシアターを構築して、製作者が作品に込めた「想い」を拾っていきましょう(°▽°)

 

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