
こんにちは、センチネルです。本記事では、上記の疑問に答えます。
本記事の内容
- 「チンニングスタンド」のデメリットを7個紹介
本記事を書いている管理人は、かれこれ8年ほどチンニングスタンドを愛用しています。
管理人は「自重メイン」でトレーニングを行なっているため、チンニングスタンドも高頻度で使用していますが、毎度その万能性に驚いています。
>>「チンニングスタンド」でできる筋トレを4つ紹介【全身鍛えられる】
しかし、万能ではあれど「完璧なトレーニング器具」とは言えません。当然ながら、メリットだけではなく「デメリット」も存在します。
本記事では、8年間チンニングスタンドを使ってきた管理人が、「デメリット」と感じた部分を 個紹介していきます。



>>【チンニングスタンド】ランキング「トップ4」紹介!【超おすすめ】
チンニングスタンドはいらない?デメリットを7個紹介【意外に多い】
管理人はチンニングスタンドを8年ほど愛用してきて、とてつもなく万能な自重トレーニング器具だとは感じています。これは間違いありません。
しかし、以下の7つの「デメリット」があることも見えてきています。
- 下半身トレーニングには使えない
- 1つの筋肉にのみ絞った鍛え方は難しい
- アタッチメントがないと、懸垂にバリエーションを持たせにくい
- 「ディップスバー」があるものの、やや使いにくい
- 「プッシュアップ」はできるものの、あまり使い道がない
- 反動を使ったトレーニングはやりにくい
- 体操選手以上の筋肉を作るのは難しい
それぞれのデメリットを解説していきます。


チンニングスタンドを設置するなら、傷つけ対策のために以下のような「トレーニングマット」を敷きましょう。

チンニングスタンドのデメリット1:下半身トレーニングには使えない
チンニングスタンドは上半身をバランスよく鍛えるには向いていますが、、、チンニングスタンドで下半身を鍛える方法は「一切」ありません。
下半身を鍛えたい場合は、チンニングスタンドを選んでもほとんど意味がないので、違うトレーニング器具の導入を検討しましょう。
※下半身を強くするには「スクワット」を行うのが一番!
管理人の場合は、下半身を強くするために「ウエイト器具=可変式ダンベルやウエイトベスト」を使っています。

>>「フレックスベル」の使用感をレビュー【細かい視点からの感想です】
>>「フレックスベル」はどこで買える?安く買う方法を紹介!【損しません】

>>ウエイトベストを使った「おすすめ加重トレーニング」を6個紹介

チンニングスタンドのデメリット2:1つの筋肉にのみ絞った鍛え方は難しい
チンニングスタンドを使うことによって、さまざまな自重の上半身トレーニングを行うことができ、バランスよく上半身を鍛えることができます。
しかし自重の上半身トレーニングのほとんどは、「複数の筋肉を動員するトレーニング」ばかり。
※腕立て伏せ・ディップス・懸垂などの自重トレーニングは、どれも複数の筋肉を一緒に鍛えるものになります。
このような「複数の筋肉を動員するトレーニング」のことを「コンパウンド種目」といい、反対に「特定の筋肉だけを鍛えるトレーニング」のことを「アイソレーション種目」といいます。
そのため、例えば「上腕二頭筋のみを鍛える=アイソレーション種目」を行いたい場合、チンニングスタンドだと多くの筋肉を動員してしまう(コンパウンドになる)ので不向き。
なので管理人は、1つの筋肉に絞って鍛える(アイソレーション種目)を行う場合は、ウエイト器具=可変式ダンベルに頼っています。


チンニングスタンドのデメリット3:アタッチメントがないと、懸垂にバリエーションを持たせにくい
チンニングスタンドは、基本的にはそれひとつで以下のように「何種類かの懸垂(チンニング)」ができます。※それぞれに派生トレーニングがあります。
- プルアップ
- ワイド・プルアップ
- クローズ・プルアップ
- リバース・プルアップ
まあ、基本的にはこれらのメニューができればなんの問題もありません。が、前向きなトレーニーにとってこれくらいでは「バリエーション不足」と感じるでしょう。
どうしてバリエーション不足になるかというと、一般的なチンニングスタンドでは「手の向き」がどうしても「順手」と「逆手」で固定されてしまうからです。
そして、手の向きが固定されてしまうと、文字通り「固定された状態での懸垂」しかこなせません。
※固定された状態の懸垂=決まったパターンの懸垂となる。
すると「懸垂のバリエーション不足」に陥ってしまうわけですね。そうなると、思ったように成長できない歯痒さに見舞われることになります。
なので管理人はバリエーション不足を解消するために、以下のような「アタッチメント」や「吊り輪」を活用しています。


>>吊り輪の「懸垂・腕立て伏せ」は効果絶大【設置方法と注意も解説!】
これらを使うことで「懸垂のバリエーション」が劇的に増えるので、懸垂のマンネリ化を打破することもできました。おすすめです。


>>自重トレーニングの限界である12個の「自重超人トレーニング」紹介
チンニングスタンドのデメリット4:「ディップスバー」があるものの、やや使いにくい
多くのチンニングスタンドには「ディップス」ができる「ディップスバー」が備わっています。が、これ若干使いにくいです。
と言うのも、ディップスバーそのものがチンニングスタンドに固定されているので、ディップスバー単体でフレキシブルに動かせるわけではないからです。
つまり「決まった角度」でしかディップスができないので、正直言って「汎用性」が全くないんですよね。
※ディップス自体はできるので、ないよりはマシと言った感じです。
そして、決まった角度でしかディップスができないと、、、同じパターンのディップスしかできないので、徐々にディップスの「偉大なる効果」が得にくくなってしまいます。
>>ディップススタンドでできる筋トレを「9つ」紹介【万能筋トレ器具】
本気でディップスを行うなら、ディップス専用に作られた「ディップススタンド」を使いましょう。

>>ディップスで鍛えられる「筋肉」を紹介!【ディップススタンド必須】
以下のチンニングスタンドは珍しい製品で、ディップスバーの「高さ」を変えられる構造になっています。これです。ディップスやるならこういう機能が欲しいんですよ。



チンニングスタンドのデメリット5:「プッシュアップ」はできるものの、あまり使い道がない
多くのチンニングスタンドは、足元に「プッシュアップバー」として使用できるパーツが付属していることを売りにしていますが、、、これ、マジで使わないです。
その理由は、以下の通り。
- プッシュアップバーが動かせないため「手の幅」が固定されてしまい、決まった角度でのトレーニングしかできない。汎用性が低い
- 製品によっては、丁度「顔面」のあたりにチンニングスタンドの「支えのパーツ」が来るものがある。力が抜けた場合、顔面強打の恐れあり
- そのため「体を深く下げる」のがやりにくい。プッシュアップバーは体を深く下げるための器具なのに、、、なんのためにこんな構造になってる?
- そもそもダンベルでも持っていれば、ダンベルをプッシュアップバーとして使う人が多い
・・・管理人の独断と偏見ですが、上記のような理由があるので、わざわざチンニングスタンドをプッシュアップバーとして「積極的」には使いません。
プッシュアップバーは自由に動かせつつ、体を深く下げることができてこそです。その両方がやりにくいって、、、誰が好んで使うんですかね?
プッシュアップバーは、やはり専用に作られた製品が一番ですよ。使い勝手や安心感が違います。

チンニングスタンドのデメリット6:反動を使ったトレーニングができない
チンニングスタンドは、勢いをつけたトレーニングなどはほぼできません。軽さを売りにしているモデルが多いですが、逆にその軽さが仇となっているわけですね。
そのため、チンニングスタンドを「鉄棒感覚」で扱おうものなら、スタンドごと盛大に吹っ飛びます。
地面に固定していれば問題ありませんが、チンニングスタンドをわざわざ固定して使う人はほとんどいないでしょう。。。と思っています。
※世界にはいろんな人がいるので、もしかしたら地面に固定して使っている猛者がいるかもしれませんが。
反動を使ってのトレーニングに挑むなら、公園に行きましょう。超人トレーニングがひとつでもできれば、一躍人気者にもなれますしね。
>>自重トレーニングの限界である12個の「自重超人トレーニング」紹介
ちなみに、どうしても家の中で「反動を使ったトレーニング」に挑みたい場合は、チンニングスタンドよりも以下のような「本気の鉄棒」の方が安全ですよ。



チンニングスタンドのデメリット7:体操選手以上の筋肉を作るのは難しい
チンニングスタンドを使って、確かに上半身を満遍なく鍛え抜くことはできますし、マッスルアップのような「自重超人トレーニング」をこなすこともできます。
しかし、それらができても「ハルクのようなデカい筋肉」を作ることは、ほぼほぼ不可能です。
これは管理人の感覚的なものですが、チンニングスタンドを使って「ありとあらゆる高負荷トレーニング」を敢行したとしても、最大でも「体操選手」クラスが限界でしょう。
※全然十分だと思いますが、これでも足りない、もっとずっとデカくなりたいって人はたくさんいます。
チンニングスタンドで作れる身体の目あすとして、以下の動画の人物のような体型になるって感じですね。


チンニングスタンドはいらない?デメリットを7個紹介【意外に多い】:まとめ
最後に、本記事の内容をまとめます。
本記事の内容
- 「チンニングスタンド」のデメリットを7個紹介
本記事ではチンニングスタンドの「デメリット」を、恨みでもあるかのように並べ立ててきましたが、それらのデメリットなど霞むような自重トレーニング器具であることは間違いありません。
>>「チンニングスタンド」でできる筋トレを4つ紹介【全身鍛えられる】
間違いなく、持っていることで「プラス」になることばかりのトレーニング器具です。
※ディップススタンドで、何回も肩をぶっ壊した人間が言っています。
チンニングスタンドがあることで、あなたのトレーニングライフがさらに楽しいものになることは間違いありません。ではでは〜。

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>>「フレックスベル」はどこで買える?安く買う方法を紹介!【損しません】

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>>吊り輪の「懸垂・腕立て伏せ」は効果絶大【設置方法と注意も解説!】

>>ディップスで鍛えられる「筋肉」を紹介!【ディップススタンド必須】


筋肉の成長に欠かせない栄養や情報
筋肉は、筋トレではなく「栄養」によって成長します。そして栄養は基本的に食事から摂るのが理想。しかし、食事を作るにも時間がかかりますし、食費もかさみます。
※カロリーも高くなるし、食事にこだわるほど冷蔵庫が圧迫される!
そういった悩みを解決できる「筋トレ民の理想」を詰め合わせた筋トレ飯が、以下のもの。ヘルシーで大変おすすめ。
また、多くの書籍で、筋トレ後に摂取するサプリは「プロテインで十分」との結論が出されています。最近は以下のプロテインを愛飲中。

>>ホエイプロテインの「売れ筋」トップ5を紹介【皆これを買っている】
間食時などに手軽に栄養補給するなら「プロテインバー」もいいですし、プロテインやバー以外の手軽なタンパク質補給には、サラダチキンやナッツ類がおすすめ。

>>プロテインバーの「売れ筋」トップ5を紹介【皆これを買っています】
筋トレで「成果」を出すには、正しい知識が必須です。管理人は本で知識を取り入れて(ネット情報より信憑性が高いので)、筋肉を成長させています。
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