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ホームシアターで使う「プロジェクター」の選び方を初心者向けに紹介

 

ホームシター用のプロジェクター欲しいんだけど、どんな基準で製品を選んだらいいんだ?今まで買ったことがないから選び方がわからん!

 

こんにちは、センチネルです。本記事では、上記の疑問に答えます。

本記事の内容

  • ホームシアターで使う「プロジェクター」の選び方を初心者向けに紹介

 

本記事を書いている管理人は、ホームシアター歴8年以上。ホームシアターは「テレビ」ではなく「プロジェクター」で映像を見ています

 

ホームシアターは「没入感」が一番大事。

 

ホームシアターで没入感を得る方法は、主に「スピーカーの強化」と「映像の強化」の2つ。

 

そのうち、映像面の強化方法はテレビorプロジェクターのどちらか!

 

管理人は、映像の強化はプロジェクター1択だと考えています。

 

どんな理由で映像は「プロジェクター1択」だと考えているのかは、以下の記事似て解説中。

>>「プロジェクター」が「絶対に”テレビ”よりおすすめ」な理由を解説

 

本記事では、ホームシアターで没入感を得るのに欠かせない「プロジェクター」の選び方を紹介!読めば、プロジェクター選びに重要なポイントがわかりますよ。

 

「プロジェクター」のおすすめメーカーを5社紹介【テレビ級の画質】

「プロジェクター」って多くのメーカーが作っているけど、おすすめできるのはどのメーカーの製品?各メーカーの特徴も合わせて知りたい!←こういった疑問に答えます

続きを見る

 

ホームシアターに使う「プロジェクター選び」で重視するポイントを紹介

 

ホームシアターで使うプロジェクターは、会議などで使うプロジェクターとは違います。

 

会議などで使うプロジェクターは、文字やグラフがはっきり見えるくらいのものでもいいですが、「ホームシアター=主に映画鑑賞」で使うプロジェクターは、それよりもずっと「映像のキレイさ」を求められます。

※映画・YouTube・ゲームを楽しむのに必要な画質を求められる

 

また、入力端子や明るさなど、画面のキレイさ以外の「求める条件」もいろんなものがある

 

管理人が考える、「ホームシアター用プロジェクター」を選ぶ時に重視するべきポイントは以下の4つ。

  • 解像度
  • 明るさ(ルーメン)
  • 接続可能な端子
  • 設置場所

 

ホームシアター用のプロジェクターにはいろんな機能がありますが、正直言って上記の4つを押さえておけば、その他の機能は「あったらいいな」くらいなもの。

 

逆に言うと、この4つの機能を軽視すると、プロジェクター選びに失敗する可能性があります。

 

上記で挙げた4つの「重視するべきポイント」が、なぜ重要なのかを解説していきます。

 

プロジェクターのWi-Fiの性能とか、内蔵アプリとかは2の次。基本機能がしっかりしていないと、どれだけ機能が積まれていてもあまり意味がない!

 

重視するべきポイント1:解像度

 

ホームシアター用のプロジェクターで、まず重要視すべきは「解像度」です。

 

近年のプロジェクターの解像度で、代表的なものは以下の3種類。

  • 720p=HD解像度(1280×720)
  • 1080p=フルHD解像度(1980×1080)
  • 4k=4k解像度(3840×2160)

 

「繊細な画質」を望むのであれば、1080p以上の性能のものを選びましょう。

 

プロジェクターは、解像度の数字が大きければ大きいほど、画面を大きくしても「きめ細かい映像を見ることができる」のですが、解像度の数字が小さいと、画面を大きくすると映像が滲んでしまいます。

※映像の引き伸ばしになってしまう

 

例えば「80インチ以上の画面」を投影したいのであれば、最低でも720p以上は欲しいところ!

 

また、720の後ろに「p」と言う表記がありますが、これはプログレッシブ= 60fps=ぬるぬる動くと言うことです。

 

たまに720「i」表記の製品もあり、これはインターレース=30fpsで、数字ではプログレッシブの半分。なのでインターレースは、プログレッシブほど滑らかな映像にはなりません。

 

60fps=「p」は、1秒間に60枚の写真をつなげて映像にしてるイメージ。30fps=「i」は、1秒間に30枚の写真をつなげて映像にしてるイメージ

 

当然、枚数が多い方が「滑らかな映像」になる。意外とpとiの違いは大事

 

なので、720iや1080iなどの「インターレース」のみに対応した製品を選んでしまうと、後になって「もっとぬるぬる動くプロジェクターにすればよかった」となる可能性があります。

4kなどには「p=60fpsのプログレッシブ」や「i=30fpsのインターレース」などの区別はなく、全ての製品がプログレッシブ対応

 

以上のことをまとめると、プロジェクターで「80インチ以上の大きな画面での投影」をしたければ、解像度は720以上で「P=プログレッシブ」であることが望ましいです。

 

ちなみに、100インチ前後までなら「1080p」でも十分キレイに映る。120インチ以上が欲しければ4kを狙うべきかな

 

重視するべきポイント2:明るさ(ルーメン)

 

プロジェクターは「ルーメン(Im)」で明るさを表しますが、基本的にはルーメンの数字が大きければ大きいほど「昼間でも映像が見やすいプロジェクター」となります。

 

例えば、以下の製品は「10000ルーメン(lm)」となっていて、明るい部屋でも映像がよく見えます。

>>「プロジェクター」おすすめランキングトップ3を紹介【3万円前後】

 

最近のプロジェクターは安いものでも、8000ルーメン(Im)以上あるものが普通で、どれを選んでも「明るい場所でもそこそこ見える」レベルの製品が揃っている

 

つまり、「ルーメンは数字が大きいほど、明るい場所でもよく見える」わけですね。

※ルーメンは製品によって500〜15,000ルーメンもの差があり、数字が大きいほど明るい

 

しかし、近年新たに「ANSIルーメン」と言う規格が登場したため、多くの人がプロジェクター選びに混乱しています。

 

通常のルーメン(Im)が、「レンズの出口の光の強さ」を測っているのに対し、ANSIルーメン(Im)は、「壁に投影された場所の光の強さ」を測っているという違いがある

 

とはいえ、製品を選ぶ基準はルーメン(Im)と一緒で、ANSIルーメン(Im)でも数字が大きくなるほど、明るい部屋でも映像が見れるようになります。

 

以下の製品は3000ANSIルーメン(Im)。部屋が明るくても映像がよく見えます。

>>「BenQ TH671ST」プロジェクターをレビュー【デメリットも紹介】

 

まとめると、プロジェクターの明るさを表す規格は「ルーメン(Im)」と「ANSIルーメン(Im)」があり、両方とも数字が大きいほど明るい部屋でも映像が見やすくなるわけです。

 

ちなみに、映像の「安定性」はANSIルーメン(Im)の方が上

 

直接光源を測定する「ルーメン(Im)」よりも、「投影された場所の明るさ」を測るANSIルーメン(Im)の方が、明るさの安定性も信憑性も高い

 

プロジェクターにとって、太陽光は最大の敵です。その「対処法」を以下の記事で紹介。

>>【プロジェクター】明るい部屋で快適に見る方法【遮光カーテン最強】

 

重視するべきポイント3:接続可能な端子

 

プロジェクターは、いろんな製品や機材から送られてきた映像を「壁やスクリーン」に投影するものです。

 

そのため、接続できる端子類は多ければ多いほどいい・・・のですが、ホームシアターでプロジェクターを使う分には「HDMI端子」以外はほとんど使いません。

 

冗談抜きでHDMI端子さえあればなんとでもなるって感じです。

 

そもそも近年のプロジェクターで「HDMI端子」を備えていないモデルはほとんどないので、ここはあまり意識しなくてもいいですよ。

 

HDMI端子さえあれば、「fireTV stick」や「Chromecast」と接続して、ありとあらゆる配信サービスを利用できます。なのでプロジェクター本体に「配信サービスアプリ」が内蔵されている必要性はありません

 

会議用だったら、パソコン接続用の「いろんな端子」が必要だけど、ホームシアターは「HDMI端子」以外はほぼ使わない

 

管理人もホームシアターで「HDMI端子」しか使ってないしね。他に「USB端子」や「type-Cコネクタ」があれば万々歳って感じよ

 

ちなみに、プロジェクターは投影距離が長くなるほど、HDMIケーブルも長いものが必要になります。

 

重視するべきポイント4:設置場所

 

プロジェクターは「簡単設置」で大画面を映してくれます。

 

しかし、以下のような「プロジェクタースクリーン」などに収まるようにキレイに配置しようと考えると、意外と設置場所がシビアになる特徴もあり。

>>「自立式プロジェクタースクリーン」売れ筋トップ5を紹介【アウトドアにも】

>>「吊り下げ式」プロジェクタースクリーンの売れ筋「トップ5」を紹介

 

※管理人は、現在は以下のプロジェクタースクリーンを使っています。どんなプロジェクターでも、このスクリーンに投影すると想像を絶する美しさの映像を映せますよ。

※本スクリーンは、販売公式サイトのセール等で「10〜12%ほど割引されていることがある」ので要チェックですよ。

>>「VIVIDSTORM SINCE2004」長焦点プロジェクタースクリーンをレビュー!「まさに最高のスクリーン」

 

現在販売されている、ほとんどのプロジェクターには「投影角度を補正する機能」がついていますが、この補正機能を使っても、狙った場所に投影できないことがよくあります。

 

そのため、「プロジェクター本体の位置」を工夫して設置することになるのですが、それでも「思ったように投影できない」ことがほとんど。

※角度がずれたり、画面の大きさが合わなかったりする

 

プロジェクターを買ってからそうなると、いろいろな調整が非常に面倒なので、きちっとした場所に設置したい場合は、プロジェクターを買う前に「事前に設置場所のシミュレーション」をしておきましょう。

 

管理人は、以下のような「設置」や「角度変更」を試してきました。

 

「角度変更」や「微調整」の内容は、プロジェクターによって異なります。

 

痒いところに手が届かないということがしょっちゅうあるので、事前の設置シミュレーションはとても大事ですよ。

 

プロジェクターは「即座に大画面」を作れる代わりに、きちっとした設置は意外と面倒。管理人も設置問題で戦ってきたよ

 

ホームシアターで使う「プロジェクター」の選び方を初心者向けに紹介:まとめ

 

最後に、本記事の内容をまとめます。

 

  • ホームシアターに使う「プロジェクター選び」で重視するポイントを紹介
  • 重視するべきポイント1:解像度
  • 重視するべきポイント2:明るさ(ルーメン)
  • 重視するべきポイント3:接続可能な端子
  • 重視するべきポイント4:設置場所

 

プロジェクター選びは、こだわろうすると結構奥が深いです。

 

普段馴染みのない単語がどんどん出てきますし、「壁やスクリーンにどんな状態で映像が映るのか」というイメージが非常に湧きにくいので、「興味はあるんだけど手が出しにくい」ものになります。

 

プロジェクター選びで失敗しないためにも、本記事で紹介したポイントをしっかりと押さえて、理想の一台をゲットしましょう!

 

プロジェクターの「最良の設置場所」は以下参照。

>>プロジェクターを「DIY無し」で天井吊り下げしよう【穴開けない】

 

ではでは、プロジェクターを使った「大画面映画(ホームシアター)」ライフを〜

「プロジェクター」のおすすめメーカーを5社紹介【テレビ級の画質】

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