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ホームシアター総合

サウンドバーとホームシアターはどちらがおすすめ?【3項目で比較】

 

ホームシアターもリーズナブルになっているけど、サウンドバーも性能があがっているじゃん?結局どっちの方がおすすめなのよ?

 

こんにちは、センチネルです。本記事では上記のような疑問の解決を手伝います。

 

本記事の内容

  • ホームシアターとサウンドバー。どちらを選べばいいかを「3つの項目」から解決していく

 

本記事を書いている管理人はホームシアター歴約8年。今までいろんなスタイルのホームシアターを構築してきました

 

結論から言うと、映画の臨場感が欲しく、置き場所も確保できるなら「ホームシアター」を選びましょう。

>>「5.1chホームシアターセット」おすすめランキングトップ3紹介

 

以下の記事にて「5.1ch」ホームシアターの作り方をまとめています。

>>【超簡単】ホームシアターの作り方、必要なものを全て紹介【お手頃】

 

ホームシアターの置き場所を確保できない、でもテレビよりも迫力をアップさせたいという場合は「サウンドバー」を選ぶといいですよ。

>>サウンドバー「売れ筋」トップ5を紹介【みんなこの製品を買ってる】

>>「サウンドバー(シアターバー)」おすすめメーカーを「6社」紹介!

 

つまり、サウンドバーはホームシアターが設置できない場合の「代案」として考えるのがいいです。

 

本記事では、サウンドバーとホームシアターの違いを「3つの項目」で比較し、その上でどちらが自分に向いているのか判断しましょう。

※管理人はホームシアターを推します

 

サウンドバーとホームシアターに共通してできること

 

まず、ホームシアターとサウンドバーですが、この両製品に共通してできることは以下の通り。

※ここで紹介するのは「代表的」なもの

  • テレビの音を鼻で笑う、ド迫力の音響(サラウンドサウンド)を作ってくれる
  • Blu-rayプレイヤーPS4・VOD再生機器など(他にも対応機種は多くある)と接続することで、あらゆるコンテンツをド迫力の音響にできる
  • 近年の多くの製品は「Bluetooth」接続ができるので、タブレットスマホの音声をド迫力の音響にできる(Bluetooth接続なので「ステレオ音声」ですが)

 

などなど。

 

両製品ともBlu-rayプレーヤーやPS4を接続してコンテンツを楽しめるのは当然で、「fireTV stick」などへの接続も対応しています。

 

なのでVOD(ストリーミングサービス)も最高のド迫力音響で楽しむことができますよ。

 

 

また、「Bluetooth接続」もできるので、スマホやタブレットで再生するコンテンツもド迫力の音響で聴けます。

※Bluetooth接続では「2.0chステレオ音声」で再生されるので、5.1chサラウンドなどは聞けません

 

ホームシアターやサウンドバーは「汎用性」が非常に高く、一つ持っていれば「家で過ごす時間が楽しくなる」こと間違いなし。

 

このうち、ホームシアターは「音に包囲されることによる没入感」が凄まじい。没入感は別にいらん、ド迫力の音響があればいい場合はサウンドバーもありだよ

 

サウンドバーとホームシアターの違いを、3つの項目で比較

 

ホームシアターか、サウンドバーか。このいずれかの商品を購入する時に考えるべき要素を「3つ」紹介します。

 

選ぶときに考えるべきこと

  1. ホームシアターとサウンドバーの違い:置く場所・置くスペース
  2. ホームシアターとサウンドバーの違い:導入にかかるお金
  3. ホームシアターとサウンドバーの違い:得られる体験

 

それぞれの違いを解説していきます。

 

サウンドバーとホームシアターの違い:置く場所・置くスペース

 

ホームシアターとサウンドバーは「置く場所」や「置くためのスペース」が違います。

 

置くスペースが限られている場合は、サウンドバーが圧倒的に有利。

 

サウンドバーは、スピーカーが埋め込まれた一本の長い「スピーカーユニット」と、あっても「サブウーファー」のみの構成で完結できるので場所を取らない

 

テレビラックの上にテレビを置いているなら、テレビの前にスピーカーユニットを「ポンッ」と置くだけで設置が完了します。

 

しかも煩わしい配線が「ほぼ無い」ので、ホームシアターどころか「ミニコンポ」よりも遥かに簡単に設置が可能。

 

さらに「Blu-rayプレイヤー・PS4VOD再生機器」に接続すればBluetooth接続もいらないので、その煩わしい設定すらも行うことなく迫力の音響を味わえる

※後々スマホやタブレットなどに接続するならBluetoothの接続は必要ですよ

 

簡単設置でド迫力のサウンドを求めるなら、サウンドバーが最強。

 

見ての通り、一個のスピーカーユニットだけで構成されています。設置できない場所を探す方が難しい↓

 

反対に、ホームシアターの設置は大変です。

 

本記事ではホームシアターを基本レイアウトの「5.1chサラウンド」を再生できるセットとして考えますが、そうなると5個以上のスピーカーを配置する必要がある

 

そして5.1ch以上のホームシアターでは、下の画像のようにいくつかのスピーカーを「視聴位置の後ろ」に配置する必要があります。

 

5.1chの配置。見ての通りソファーの後ろにスピーカーを設置する必要がある

 

また、何個ものスピーカーだけでなく、それらをまとめる「アンプ」の設置も必要。

>>ドルビーアトモス対応おすすめ「AVアンプ」3つ紹介【コスパ重視】

 

さらに、良い音響(サラウンド)で聴くにはスピーカーの配置やスピーカーの「角度」も神経を使って設置・セッティングする必要があります。

 

以上の理由から「置くスペース」を考えた場合は、サウンドバーが圧倒的に有利。

 

専用のシアタールームなどがあって、視聴位置の後ろにスピーカーを置ける場合はホームシアターの方がいい

 

リビングだとホームシアターは至難の業。家庭の問題にも発展しかねない。ホームシアターの場合は要相談だよ

 

サウンドバーとホームシアターの違い:導入にかかるお金

 

導入にかかるお金ですが、これもサウンドバーが圧倒的に有利。

 

サウンドバーだと安ければ1万円台で購入できる機種があり、価格と性能のバランスがいい(コスパがいい)機種だと3万円台。

>>3万円前後のサウンドバー「売れ筋トップ5」を紹介【どれも大人気!】

 

以下のような最上位モデルでも14万円ほどです(流石にこれは高額ですが)。

 

一方のホームシアターですが、5.1chのホームシアターシステムを完成させるには多くの機材が必要になってきます

 

普通に5.1chサラウンドを構築すると考えると、安くても「サウンドバーの最上位機種」レベルの金額がかかってきます。

※安くても15万円ほどするものと思って間違いありません

 

何にそんなにお金がかかるのかというと、必要になる機材が多いから。

 

ざっと「5.1chのホームシアター」に必要になる機材をまとめると以下の通り。

 

上記のものは「5.1chのホームシアター」を作るにあたって最低限必要になってくるもの。当然、機材や環境によって必要になってくるものや「金額」は変化します。

>ホームシアター費用を全て公開!必要な機材リスト付き【初心者向け】

 

以上を踏まえると、導入にかかるお金もサウンドバーが圧倒的に有利。

 

ホームシアターは「高い」と感じるけど、5.1chのホームシアターで「体感できること」を考えたらむしろ「安い」と感じるはずだよ

 

だよね。視聴者を囲む5.1chの威力を「体感」すると、今度は逆にサウンドバーが微妙に見えてくる

 

サウンドバーとホームシアターの違い:得られる体験・体感

 

ホームシアターとサウンドバーでは、得られる「体験・体感」に大きな違いがあります。

 

これに関してはホームシアターの「圧勝」!

 

サウンドバーは近年「ドルビーアトモス」や「DTS:virtual X」などの「3Dサラウンド」に対応した製品が数多く登場しています。

 

これらの技術は、簡単に言うと「前方のサウンドバーだけで、5.1chと同じく後ろからも音が聞こえる」ように音声を加工するもの

 

なのですが、実際には最高級のサウンドバーでも「後ろから音が聞こえる」ことは100%ありません。

 

これはいろんな製品を店舗で聞いてきた実体験。

 

確かに、近年登場した「3Dサラウンド」に対応した製品は、上下左右の「音の広がり」こそあります。

 

しかし、多くの製品が謳っている「リアル5.1chにせまるサラウンド!」・・・といった宣伝文句通りの「サラウンド感」にはなりません。

 

3Dサラウンド=バーチャルサラウンドでは、良くても最大で前方180度くらいに音が広がるくらい。前方のスピーカーだけで後ろからも音が聞こえるようになはらない

 

対して5.1chホームシアターは、実際にスピーカーで視聴者の周囲を囲っているだけあって、圧倒的な没入感を体感できます。

 

まさに映画の世界に入り込んだかのような感覚!!5.1chのホームシアターの中心部(スイートスポット)で映画を見ると、下記のような体験ができるようになります。

 

5.1chで体感できること

  • 前のスピーカーから後ろのスピーカーに抜けていく音を体感できる
  • 戦争映画ならば、銃弾が視聴者を通り抜けていく音を体感できる
  • 現実世界の雨の音なのか、ホームシアターのスピーカーから流れる雨の音なのかわからなくなる
  • アクションゲームであれば自分の後ろから敵が迫ってくるのが音でもわかるようになる
  • レースゲームなら、相手の車が後ろから後ろから抜き去るのが音でもわかるようになる

それぞれ、下記の記事でより詳しく書いています

 

これらはほんの一部に過ぎませんが、まさに「映画の世界に入り込む」ような体験をすることができる!

 

値段に関わらず、全てにおいてサウンドバーの「完全上位互換」の映画体験ができるのが5.1chホームシアター。

 

値段に関わらずと書きましたが、実際「5個のスピーカー」で自分の周りを囲ってしまえば、それだけでも「サラウンド効果」は軽くサウンドバーを超えてしまいます。

>ホームシアターの「サラウンド」を分かりやすく解説!

 

大袈裟に言えば、ポンコツスピーカーを5個拾ってきて、視聴者の周りを囲う。すると「サラウンド感」だけなら最上位機種のサウンドバーにも余裕で勝つ

※「音質」ではサウンドバーが圧倒的に上ですが

 

以上の理由から、音の広がりこそはサウンドバーも頑張りますが、「サラウンド感」においては5.1chホームシアターの圧勝です。

 

流石に面倒な手順をいくつも踏んで、物理的に視聴者をスピーカーで囲うだけのことはありますね。

 

サウンドバーも「前方の音の広がり」のみに目を向けると5.1chのホームシアターよりも音場が広い製品がある。後ろのスピーカーが不要ならサウンドバーで満足さ

※後ろのスピーカーがないと「サラウンド体験」ができない

 

サウンドバーとホームシアターはどちらがおすすめ?:結論

 

結論ですが、総合的にはやはりホームシアターをおすすめします。

 

なんと言っても視聴者をスピーカーで囲うことによる「サラウンド感」と、それによる作品への「没入感」はサウンドバーのそれとは比較になりません。

 

サウンドバーは3Dサラウンド技術によって「前方の音の広がり」こそ強いですが、やはりリアル5.1chに比べると「包囲感・没入感」が貧弱です。

 

サウンドバーが向いているのは、下記の条件の人。

  • 出費を抑えて「いい音」を楽しみたい
  • サラウンド感・没入感がなくてもいい
  • 煩わしい設定がない方がいい
  • 設置が簡単で、見た目もすっきりシンプルな製品がいい

 

>>サウンドバー「売れ筋」トップ5を紹介【みんなこの製品を買ってる】

>>「サウンドバー(シアターバー)」おすすめメーカーを「6社」紹介!

 

5.1chホームシアターが向いているのは、下記の条件の人。

  • 多少高くても、映画館そのものの没入感が欲しい
  • 配線・設置・設定作業が苦にならない人
  • ゲームなども最高の没入感で遊びたい人
  • 大掛かりなシステムを設置しても問題ない人

 

>>「5.1chホームシアターセット」おすすめランキングトップ3紹介

 

一長一短ですね。どちらにもいい面がある。

 

ただ、ホームシアターを6年やっている管理人としては、「5.1chのホームシアターは、値段や場所のデメリットを消してあまりある魅力がある」ということを言わせてもらいます。

 

管理人は「ミニマリスト」だけど、スピーカーで自分の周りを囲むホームシアターの魅力には抗えなかった。ミニマリストの信念を曲げさせたんだよ

 

サウンドバーとホームシアターはどちらがおすすめ?【3項目で比較】:まとめ

 

最後に、本記事の内容をまとめます。

 

本記事の内容

  • ホームシアターとサウンドバーの違い:置く場所・置くスペース=サウンドバーが有利
  • ホームシアターとサウンドバーの違い:導入にかかるお金=サウンドバーが有利
  • ホームシアターとサウンドバーの違い:得られる体験・体感=5.1chホームシアターの圧勝
  • ホームシアターとサウンドバーはどちらがおすすめ?:結論=ホームシアターを推す

 

以上の結果となりました。

 

まあ、最終的にはそれぞれの置かれた環境や、個人の考えによって購入する商品が変わってくるでしょう。

 

当ブログではさまざまなホームシアターに関することを記事にしているので、どちらがいいか迷ったらまた見にきてください。

 

ホームシアターで使うスピーカーは、いいスピーカーケーブルを使うことで「音質」を強化できます。以下のものがコスパに優れて超高品質ですよ。

 

以下の記事にて「5.1ch」ホームシアターの作り方をまとめています。

>>【超簡単】ホームシアターの作り方、必要なものを全て紹介【お手頃】

 

ではでは〜

 

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